世界最大級の協同組合グルー
スペイン・バスク地方で、とても興味深い企業のあり方に出会いました。
その名は「モンドラゴン協同組合」。
金融、工業、小売、教育・研究など幅広い分野に事業を展開する、世界最大級の協同組合グループです。

特徴的なのは、一つの巨大企業がすべてを支配するのではなく、それぞれが自律しながら、お互いに助け合い、共に成長していること。
人材が必要なら支え合う。
資金面でも支え合う。
そして利益を、教育や研究開発、新しい事業、地域社会の未来へと循環させていく。
「自分たちだけが成長すればいい」のではなく、
「地域と仲間が一緒に豊かになる」。
私はこの考え方に、とても共感しました。
そして、さらに面白いのが「モンドラゴン」という土地に伝わるドラゴンの伝説です🐉
昔、この土地を苦しめるドラゴンが現れた時、
一人の英雄が現れて退治したのではありません。
村の人たちが知恵を出し合い、
職人たちがそれぞれの技術を持ち寄り、
みんなで力を合わせてドラゴンを倒したという伝説が残っています。
「誰か一人のスーパーヒーローが社会を変えるのではない。
みんなの力を合わせることで、大きな課題を乗り越える。」
この精神が、現在のモンドラゴンにも受け継がれているように感じました。
そして私は、日本のエネルギーについても同じだと思います。
日本のエネルギー自給率を上げるという大きな課題も、
一社だけでは実現できません。
太陽光発電会社、蓄電池会社、地域企業、金融機関、行政、電力会社、そして地域の皆さん。
それぞれが持っている力を持ち寄り、
「競争」だけではなく「共創」する。
太陽光発電や蓄電池によって地域でエネルギーをつくり、
地域で使い、
地域の産業や暮らしを守っていく。
そして、その利益を次の世代や地域の未来へ循環させていく。
スペインを訪れて改めて感じたのは、
未来を変えるのは「一人の英雄」ではなく、
同じ志を持った「仲間の力」なのだということ。
私たちも、日本のエネルギーの未来を、
たくさんの仲間と一緒につくっていきたいと思います☀️
太陽の力で、
子どもたちが安心して暮らせる地球を未来へ。
