ユネスコ世界遺産に登録されている 熊野古道

皆様、こんにちは。
ピンク社長®︎こと多田多延子(ただたえこ)です。

ユネスコ世界遺産に登録されている
熊野古道の歴史は平安時代までさかのぼるほど古く、
時の実力者だった後白河法皇や
百人一首の撰者を務めた藤原定家も生涯何度も通った道です。

偉人達と同じ道を歩く楽しさは、
古代ローマ時代に作られたアッピア街道を
歩いた時と同じように悠久の時を感じる特別な時間でした。

日本の観光のはじまりは「巡礼」の旅であり、
熊野詣が起源といわれています。

大自然に囲まれた熊野は、
古くから神々が棲まう聖地として崇められ、
熊野へ詣でることで、
来世の幸せを神々に託すという信仰が生まれました。

道中では樹齢800年を超す大樹などの自然はもちろん、
江戸時代に敷かれた石畳などの史跡を見られるのが醍醐味です。

熊野は、川や滝、巨岩に神が宿るとして崇める自然崇拝を起源とし、
「よみがえりの地」として、人々の心を癒やす特別な地です。

道自体が世界遺産に登録されていることは
世界的に珍しく、中でも「熊野三山」、「熊野古道」、「那智の滝」は、
フランスで最も権威ある旅行ガイドでも“わざわざ旅行する価値がある”と高く評価されています。

熊野三山の聖域のはじまりとされる滝尻王子を出発し、
ガイドさんのご案内の元、熊野本宮大社までお詣り致しました。

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