心に響く名言★万事塞翁が馬

みなさま、こんにちは。

ピンク社長こと多田たえこです。

新年明けましておめでとうございます。

いよいよ、午年です。
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私の大好きな馬にちなんだ名言をご紹介いたします。

「万事塞翁が馬」キラキラ

この話は、中国の古い書物

「淮南子(えなんじ)」に書かれています。

「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは

日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、

世間(せけん)という意味です。

「塞翁」というのは、城塞に住んでいる

「翁(おきな)=老人」という意味です。

「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、

福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと

人生に変化をもたらした。

まったく禍福というのは予測できないものである。」
という事です。

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中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、

国境には城塞がありました。

ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に

逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、

高く売れるので近所の人々は気の毒がって

老人をなぐさめに行きました。

ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

そしてしばらく経ったある日、

逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、

老人は首を振って言いました。
「このことが災いにならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、

その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、

戦いに行かずに済み、無事でした。

幸福や不幸は予想のしようのない事の例えですが、

わたくしにとっての万事塞翁が馬は、

すべての出来事は人間の予想を越えた

良くなる為の変化あるのみアップ

と理解しています。

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