安藤忠雄氏の受賞式に参列させて頂きました

皆様、おはようございます。
太陽光のピンク社長です。

世界的建築家の安藤忠雄氏がフランス大使公邸で
ルネサンス・フランセーズの最高賞である
ルネサンス・フランセーズ大賞金賞を受賞され、
わたくしも受賞式に参列させて頂きました。

セトンフランス大使館特命全権大使から金メダルを授与された安藤先生は
子どものような嬉しそうなお顔が印象的で、
安藤先生のフランスへの畏敬の想いが伝わってきて、感動的な授賞式でした。

この度の受賞は、かつて穀物取引所だったパリの歴史的建造物
「ブルス・ドゥ・コメルス」の改修を担い、
世界的コレクターのフランソワ・ピノーさん
による現代アートの美術館に新たな命を吹き込まれた安藤先生を称えるものです。

この歴史的偉業をパリの人々は目が眩むほど感嘆し、
「天使が眠れる森の美女を目覚めさせてた」とも評されています。

既存の建築とコンクリート壁が対峙し、
過去から現代、未来へと時間をつなぐ殿堂が誕生しました。

昨年五月のコロナ禍の中のオープンにも
関わらず世界中から訪問者が絶えず、賞賛の声が止まりません。

ルネサンスフランセーズのファダ世界会長は、
「美術館のオープニングの日、太陽の光を浴びたこの巨大な丸天井を見ていると、思わず
2000年前のローマ時代の技師たちがコンクリートに流し込みその形態の純粋さの中でいかなる亀裂も見せない、
あのローマのパンテオンの賞賛すべき丸天井に想いを馳せました」と称されました。

安藤先生、最高金賞受賞おめでとうございます。

益々のご活躍をお祈りしています。

※ルネサンス・フランセーズは1915年レイモン・ポワンカレ大統領により
設立された機構で、文化の交流を通して平和を築くことを目的としています。

「文化・連帯・フランス語圏」という3つのキーワードを掲げて対話、交流、
分かち合いにより、設立より100年を過ぎた現在も、フランスの普遍的な価値観を
共有し平和な世界を構築すべく、現在フランス語が普及している約40カ国に代表部が設立され、
5大陸全域で数多くのパートナーシップを締結し世界各国で活動を実施しています。

2018年、日本にも代表部が設立され、わたくしも理事を務めさせて頂いています。

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