出版への想い★「キセキのヒロシマ」朝陽に映えて
みなさま、こんにちは。
ピンク社長こと多田たえこです。
7月８日に、「キセキのヒロシマ」朝陽に映えて」を出版致します。
漫画での出版で全５巻です。
出版のきっかけは、わたくしが、高校生の時に
広島平和公園の記念碑の説明をしながら、
国内外の高校生を対象に
平和学習のボランティアをさせて戴いたことです。
外国から来られる高校生に、
どのようにお伝えしたら、ヒロシマを正確に伝えれるのか
と日々考え、活動していました。
その時に、原爆が落とされて甚大な被害があった
記録や建物、被爆物は後世に伝わるけれども、
人類初の原子爆弾投下後、
男手を戦争で失った壊滅状態の中から
「広島の女性たちがどのような想いで復興に取り組んだのか」
というハート
を伝えたいと思っていました。
その後、起業し、海外で何度か「広島の原爆展」に遭遇しました。
しかし、展示されるのは決まって焼け野原となった広島の街と
被爆された方々の痛々しい姿を写した白黒のパネルばかりでした。
まるで、広島は今も「戦争と絶望」の象徴であるかのように・・・・。
でも、本当の広島はそうではありません。
壊滅的な被害から瞬く間に甦って、国内でも有数の大都市となりました。
その原動力は何だったのでしょうか
戦争の為にほとんどの男手を取られ、廃墟の中に取り残された女性たち・・・。
でも、彼女たちは、子孫の為に、未来の為に
嘆くことよりも、恨むことよりも、がれきの中から立ちあがり
しあわせに向かって前進することを選びました。
子供たちを生き延びさせるために、
誰かを恨んでなんかいられなかったのです。
そして、母の愛にも似た、ゆるぎない無償の心で復興を支えたのです。
この女性たちの存在がなかったら、
現在の広島の繁栄もなかったかもしれません。
この女性たちの復興への想いを後世に伝えたく出版致します。
たくさんの皆様にご覧頂けたら嬉しいです。
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