3歳の時に平和について学んだ世界的巨匠の作品

おはようございます、ピンク社長です。

広島にお越しの際に、是非訪れて頂きたい私の大好きな場所があります。

日米を拠点として、彫刻家や画家など様々分野で
才能を発揮したイサム・ノグチの作品です。

それは元安川に架かっている「平和大橋」(全長約86m)。

球体を半分に割った天を仰ぐような力強いデザインが
子どもの頃から大好きで、よく見に行っていました。

この橋は、多くのアーチストたちにも影響を与えました。

広島市出身のデザイナー三宅一生は、イサム・ノグチと
親交が深く「父」として慕っていたそうです。

三宅一生は「この橋の近くに住み、橋を眺め、渡りながら、
人を励ますデザインの力を初めて意識したのです」と語り、
パリでの修行中もこの橋を思い出しながら、ファッションデザインの研鑽を積んだそうです。

丹下健三も「この橋は当時の人々を驚かせたものであるが、
ここの環境とスケールに調和し、ここの空間を正気づけている。

彼ほど空間を知ってる彫刻家は世界にも、まずいないだろう」という言葉を残しています。

同じく建築家の安藤忠雄も広島やイサム・ノグチを語る時、
しばしばこの橋についてふれています。

イサム・ノグチが広島に残した作品はこの橋の欄干のみ。

平和記念公園に行かれたら、ぜひ巨匠が制作した
アートな欄干を見て、橋を渡ってイサム・ノグチの平和への想いを感じてみてください。

平和を創る智慧の祭典
外務省後援「子ども世界平和サミット」の応募は今月4/30迄です。

10代の皆さんの平和を創るアイデアを募集しています。

平和を創るアイデアを3分以内の動画で発表ください。
ご応募をお待ちしています。

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