ケネディ米国大使よりお手紙を頂きました
みなさま、こんにちは。
ピンク社長こと多田多延子です。
オバマ大統領の「核なき世界の実現」を
力強くサポートされているケネディ米国大使に
英語版「ヒロシマミラクル」をオバマ大統領への
お渡し依頼のお手紙を入れてお贈りしたところ、
快諾くださり、お礼のお手紙を頂きました。
本日、いつも応援頂いている皆様へご報告の為に
記者会見をさせて頂きました。
5月27日オバマ大統領広島訪問により、核なき世界の実現が
推進されることを心より祈っています。
「ヒロシマミラクル」は、わたくしの曾祖母、祖母、母や
広島の女性たちの実話を通じてヒロシマが世界平和を
祈っていることを世界に発信すべく原作致しました。
20歳の時に広島を訪問されたケネディ大使は、
お父様の世界平和実現へのご意志を継承され
「広島訪問をきっかけに、より一層世界平和へ
貢献しようと思った」と語られています。
ケネディ大使への感謝と尊敬を込めて、
お父様でいらっしゃる故ケネディ大統領の
スピーチの一部を転記しご紹介致します。
「わたしが平和について語りたいのは、
戦争が新しい様相を見せているからです。
複数の大国が、強力な核兵器を持ち、
そうした戦力に訴えずに降伏することのない時代には
全面戦争に意味はありません。
たった1つの核兵器に、第二次世界大戦で連合軍の
全空軍が投下した爆弾の10倍もの威力がある時代には、
全面戦争は無意味です。
核兵器を含む戦いで生み出された毒物が、
風、水、土、種によって地上の隅々に達し、
まだ生まれぬ世代にも影響をもたらすような時代には、
全面戦争は無意味なのです。
使う必要が絶対にないことを確かめるために、
毎年数十億ドルを費やして兵器が集められています。
そうした兵器に対する支出は、今の平和を維持するために
必要な支出です。
しかし、そうした無駄な備蓄、それも破壊しかもたらさず、
決して何も生み出さない備蓄を行うことが、
平和を得るための唯一の方法だとは、
ましてやもっとも有効な方法だとは、私には思えません。
したがって、わたしは、合理的な人々にとっての、
必然的、合理的な目標である平和についてお話しします。
平和の追求は戦争の追求ほど劇的なものではなく、
平和の追求者の言葉はしばしば人々に無視されます。
しかし、これほど緊急を要する仕事はほかにないのです。
なかには、世界平和、世界法、世界の軍備撤廃について
語るのは無駄で、ソ連の指導者たちが今よりも賢明な態度を
とるようにならない限り無意味だと言う人がいます。
わたしもそうなることを願っています。
また、われわれがそれを助けることができるとも思っています。
しかし同時に、われわれも個人として、そして国家として、
自らの態度を見直す必要があります。
われわれ自身の態度は、彼らの態度と同じくらい重要だからです。
今日、本校を卒業するみなさん、戦争に絶望し、平和の到来を願う
思慮深き市民のみなさん、みなさんひとりひとりが自己の内面に目を向け、
平和の可能性、ソ連、冷戦の道のり、この国での自由と平和に対する
自分の態度を見つめ直すことから、スタートしましょう。 」
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