関西の迎賓館 奈良ホテル

皆様、こんにちは。
ピンク社長®︎こと多田多延子(ただたえこ)です。

1909年に開業した奈良ホテルは関西の迎賓館と云われ、
国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設でした。

本館の建築には、東京駅や日本銀行本店などを
手掛けた建築家 辰野金吾氏で瓦葺き建築です。

内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠で、
重厚感溢れ、和洋折衷の美しい佇まいと
ホテルスタッフの日本的な細やかなホスピタリティーが魅力のホテルです。

辰野金吾氏は、私の好きな建築家のお一人で
エジソンが白熱電球を生み出した1879年、
日本政府が招いたイギリスの建築家ジョサイア・コンドルから建築を学ばれました。

官費留学生としてヨーロッパでさらに
深く建築に関わり、帰国後は大学での
建築教育にも貢献しながら日本銀行本店などを設計されました。

辰野氏は200以上の建築物を手掛けた
と言われており、現存するものの多くは重要文化財に指定されています。

全国にある辰野建築を訪ね、
日本の建築の歴史を学ぶ事も私の楽しみの一つです。

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