世界最古の公立学校 閑谷学校

皆様、おはようございます。
ピンク社長®︎こと多田多延子(ただたえこ)です。

岡山藩主池田光政公によって創建され、
現存する世界最古の庶民のための公立学校 閑谷学校は日本遺産に登録されています。

士農工商と身分制度の厳しい時代に
庶民に対する教育を確立した貴重な文化財です。

多くの偉人たちがこの地で学び、建国に務めました。

教育こそ力なりを体現する素晴らしい日本遺産です。

特に、感銘したのは光政公の学校の経営方針です。

もし池田家が、いかなることがあっても
どうすれば閑谷学校が永久に栄えて人々の教育ができるかを考え、改革しました。

学校田を設けて、備前藩31万5千2百石の外に置き、
学校林もつけて学校経営費に充てて、備前藩の財政から独立させました。

その方法は、閑谷村を学校田とし、その代わり地として海を干拓して
農地を造り閑谷村の農民で希望する者を住まわせ、
学校田には藩内から希望する者を下作人として採用しました。

また井田(せいでん)を造って学校田とし、井田村の農民に耕作させました。

そのころは、五代将軍綱吉(つなよし)の時代で
大名の国替(くにが)えや断絶などが赤穂藩浅野家など40家以上にもなっていました。

学校田という画期的な方法を作り、いかなる時代でも学校が自走できる仕組みを作り守りました。

息を飲むほど美しい木造建築は世界遺産にふさわしい品格ある佇まいです。

 

関連記事