ドイツ リンダウ現地レポート
おはようございます、ピンク社長です。
ドイツ リンダウ現地レポート
湖の上にある島ドイツ版ヴェネチア
リンダウは交易地として栄えた裕福な町です。
港に立つ灯台の上から望む街並みや、
美しいフレスコ画の描かれた旧市庁舎も素敵です。
リンダウの旧市街があるのは、ボーデン湖に浮かぶ島のうえ。
中世にはボーデン湖上における物流の要所として大きく発達。
島にはスイス方面から果物やワイン、
ドイツのアルゴイ地方やチーズや家畜などが
もたらされ、商人による取引がされました。
13世紀には神聖ローマ皇帝ルドルフ1世により、
帝国自由都市の地位を授けられたリンダウ。
その後は貨幣鋳造権(独自貨幣を造る権利)を
手にしたことで、町はさらに裕福になります。
17世紀の30年戦争では攻めてきたスウェーデン軍から町を守り、
町を破壊から守ることに成功。
第二次大戦でも被害を受けなかったため、
町には中世の趣をたたえる美しい街並みが残されています。
港の入り口には灯台と、バイエルンの紋章にも
描かれているライオンの像が立っています。
遠くから見るとそこまで大きく見えませんが、
ライオン像は高さ6m、重さ50kgある巨大なもの。
雄大なアルプスを背にしながら、湖畔に灯台とライオン像が立つ光景はとても美しいです。
優雅な時間が流れている街です。