鯛がめでタイ!になった本当の理由

🎉「めでたい」と言えば…やっぱり鯛!?🐟✨

皆さん、お祝いの席でよく目にする「鯛の塩焼き」。

結婚式、誕生日、還暦のお祝い、お正月…
人生の節目節目で登場するこの魚ですが、
どうせ「めでたい」=「鯛」ですか?

🤔実は、「めでたいから鯛を食べる」のではなく、
「鯛を食べることで幸せになれる」という考え方があるんです✨

これは、昔から受け継がれてきた日本の伝統であり、
私たちが意識しなくても自然と続いている幸せの原点かもしれません🐟

✨天皇陛下の昼食は毎日「鯛」だった!?
実は、かつて天皇陛下の昼食には
毎日「鯛の塩焼き」があったそうです。

もしかしたら、その鯛大事​​まで決められていて、
「目の下一尺(約30cm)」というかなりな規定があったとか!

これだけ聞いて
「天皇は毎日ご馳走を食べていたんだ!」
と思うかもしれませんが、
一時贅沢のためではありませんでした。

✨✨

まず、「天皇が鯛を食べることは、国に幸せをもたらす」と
信じられていたからです。

昔の日本では、天皇が「吉事(良いこと)」を行うことで、
その影響が国全体に広がると考えられました。

「めでたい=鯛」という言葉のように遊びそうですが、
鯛が特別視される理由はいくつかあります

👇 ✅見た目が華やか
鯛の美しい赤い色は、日本では「祝福の色」とされています。
事に使う紅白の幕など、
赤は昔から「縁起がいい色」とされてきました。

✅長寿で強い魚鯛は寿命が長く、
20年以上生きるかも知れません。
また、比較的丈夫な魚で、
環境が変わっても生き抜く力があるため、
「健康と長寿の象徴」として縁起の良い魚とされました。

神事や祭りで、神様への供え物として「鯛」が
使われ続けてきた歴史があります。

そのため、「神聖な魚」として特別視されるようになったのです。

いまも「幸福・長寿・繁栄を象徴する魚」として
大切に受け継がれています。

鯛の産地として有名な広島県福山市の鞆の浦で
美味しい鯛から英気を戴きました。

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