電気のひっ迫宣言。電気が足りなくなるとどうなる?
皆様、おはようございます。
太陽光のピンク社長です。
連日の猛暑でクーラーの有難さが身に染みています。
皆様から電気に関する質問を頂きましたのでお答えします。
お役に立ちましたら嬉しいです。
【Q1】電気が足りなくなると何が起きるの?
電力会社の予備率って何ですか?
【A 1】電気は大量に貯蔵ができないため、
需要と供給のバランスを保つことが非常に重要です。
突発的な事故や災害が起きてしまったとき需要と供給のバランスを保つために、
ある程度ゆとりを持たせておく必要もあります。
この需要と供給のバランスが崩れると、
最悪の場合、大規模停電が発生する恐れがあります。
大規模な停電を回避するために、計画停電が行われる可能性もあり、
そうならないために、政府は節電を呼びかけています。
このゆとりの指標が「予備率」です。
予備率が高いほど電力に余裕がありますが、
予備率が低くなると電力不足が起こります。
電気を安定的に供給するためにも、最低でも3%以上の予備率が求められます。
来冬には予備率がマイナス0.6%になると予想されたことから、政府はあわてて
3月の福島県沖地震で被災した新地火力発電所1号機などを復旧見通しを立てましたが、それでも予備率は1.5%です。
大規模停電のリスクは、すぐそこまで来ています。
電力供給は今日明日にどうなるものではありません。
大企業だけでなく、中小企業としても、電力不足、停電リスクに備える必要があります。