兄を核兵器で亡くしました
皆さん、おはようございます。
ピンク社長です。
6月は私にとって特別な月です。
私には一人の兄がいましたが、
彼は一度も誰にも会うことなく、この世を去りました。
兄は1.5キロで被爆した母と
3キロで被爆した父の間に生まれました。
その影響で、生まれてすぐに命を落としてしまったのです。
79年前、広島に投下された原子爆弾で
14万人もの人々が命を奪われました。
被爆した女性から生まれた子供たちは、
奇形児として生まれる確率が高いとされ、多くの結婚が破談になりました。
広島では、被爆した女性から生まれた子供の指の数をまず数えるという悲しい現実がありました。
今、世界には推定12,520発もの核弾頭が存在し、
地球を何度も破壊できるほどの力を持っています。
もしこのままの状況が続けば、30年後には人類を絶滅させる手段が
100を超えるかもしれません。
日本は、唯一の被爆国として、
核軍縮・不拡散において中心的な役割を果たしています。
1945年8月に広島と長崎に投下された
原子爆弾の惨禍を二度と繰り返さないために、
私たちは全力で核兵器の廃絶に取り組んでいます。
兄の死を通して感じたのは、もう二度と誰一人として
核兵器の被害に遭ってほしくないという強い願いです。
皆さんも、平和のために何か一歩を踏み出してみませんか?