リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝@ 六本木 国立新美術館
みなさま、こんにちは。
広島をこよなく愛する
ピンク社長こと多田たえこです。
世界中の美術館巡りが
大好きなわたくしのお薦めする
本当に素晴らしい
展覧会が国立新美術館で開催されています
名門貴族
リヒテンシュタイン侯爵家が
収集した美術コレクションは、
総数約3万点にのぼり、
英国王室に次ぐ
世界最大級の個人コレクションといわれます。
すでに19世紀には公開されていましたが、
第二次世界大戦以降は
一般の目に触れる機会はごく限られ、
ようやく2004年に
ウィーンの「夏の離宮」で
一部が公開されるようになりました。
展覧会としては、
1985-86年にニューヨークの
メトロポリタン美術館で開催された
大規模なコレクション展のほかは、
ほとんど例がなく、
日本でも四半世紀にわたって
美術関係者の間で
展覧会実現の努力が重ねられ、
このたび、
世界が羨む
侯爵家の「秘宝」が
初めて来日することになりました
侯爵家が所蔵する
ルーベンス作品は、
30点余りを数え、
世界有数の質と量を誇ります
その中から選び抜かれた
10点を一挙に公開
ルーベンス渾身の歴史画
「デキウス・ムス」連作から、
約3×4メートルの大作が来日しています
※「デキウス・ムス」は東京展のみ特別出品予定。
感激のあまり、
その会場から動けないほどでした
ハプスブルク家の寵臣として
活躍したリヒテンシュタイン家は、
1608年に世襲制の「侯」の位を授与され、
侯爵家となります。
オーストリアとスイスの間にある
リヒテンシュタイン侯国。
同国の国家元首である
リヒテンシュタイン侯爵家は、
優れた美術品収集こそが
一族の栄誉との家訓のもと、
500年以上にわたって
ヨーロッパ美術の名品を収集してきました。
本展では、
その室内装飾と展示様式にもとづいた
「バロック・サロン」を設け、
華やかなバロック宮殿の雰囲気を
再現しています。
日本の展覧会史上初の試みとして、
天井画も展示。
侯爵家の珠玉の絵画コレクションから
選りすぐられた名画によって、
ルネサンスからバロック、
新古典主義までの
西洋絵画史をたどります。
ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、
ヴァン・ダイクら巨匠たちの名画のほか、
19世紀前半に中欧で流行した
ビーダーマイヤー様式の優美な絵画も並びます。
何度も足を運びたい必見の展覧会です
リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
2012年10月3日(水)~12月23日(日・祝)
※毎週火曜日休館
10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
高知県立美術館 2013年1月5日(土)~3月7日(木)
京都市美術館 2013年3月19日(火)~6月9日(日)
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