マルタ共和国レポートその2
おはようございます、ピンク社長です。
マルタ共和国レポートその2
✨大統領官邸に伺いました
マルタ共和国の国旗は、赤と白。
なんと日本国旗と同じ色。嬉しくなりました。
日本人が最初にマルタを訪れたのは
1862年の幕府の使節団(文久遣欧使節団)。
エジプトのアレクサンドリアから
フランスのマルセイユに渡る航路の途上でマルタに寄港しています。
使節団の中には、当時27歳だった福沢諭吉も通訳として含まれていました。
昭和天皇が皇太子時代の1921年
欧州ご旅行の途中マルタを訪問されました。
この時記念植樹された木が
サン・アントン・ガーデン公園に今も茂っています。
又、マルタには第一次大戦で戦死した日本海軍将兵の墓があります。
当時マルタ島はドイツのUボートに
海上封鎖されて物資が不足していました。
英国と同盟国にあった日本は巡洋艦「明石」を旗艦とし
8艘の艦隊を出動させ、英国艦隊を援護し、またUボートと戦闘しました。
1917年6月駆逐艦「榊」は敵の魚雷攻撃にあい大損傷を負い
59名が戦死しました。
カルカラのカプチン共同墓地の一隅にその墓碑があり、
今でもマルタ人は感謝を込めて、勇敢な日本海軍兵士の栄誉を讃えています。
1971年に「日本さくらの会」が友好親善として
1000本の桜の苗木と銅製の五重塔を寄贈しました。
これからもマルタ共和国との友好の歴史が
ずーっと永く続く事を願っています。