シモーヌ・ヴェイユの薔薇植樹式に参列させて頂きました
皆様、こんにちは。
ピンク社長®︎こと多田多延子(ただたえこ)です。
フランス大使公邸にて
ルネサンス・フランセーズ創立100周年記念を
祝して、シモーヌ・ヴェイユの薔薇の植樹祭が開催され、光栄にも参列させて頂きました。
シモーヌ・ヴェイユはフランスで
高等法官、厚生大臣、国務大臣、社会・保健・都市担当大臣、
女性初の欧州議会議長、憲法評議員、アカデミー・フランセーズ会員を歴任し、
レジオン・ドヌール大十字章などを叙勲。
少女時代にはアウシュビッツ収容所を
経験するなど幾多の困難と差別を乗り越え、
世界に正義と平和を訴えてきた象徴的存在でフランスで最も愛されている女性です。
2017年89歳でお亡くなりになるまで
ルネサンス・フランセーズの名誉会長でした。
ルネサンス・フランセーズ日本代表部は、
国内の自治体や団体などにこの薔薇を寄贈し、
シモーヌ・ヴェイユの理念を日本で広く訴求。
広島市での植樹も計画されています。
シモーヌ・ヴェイユの薔薇は、
木立性で半剣弁八重咲きの大輪花。直径は約8㎝。
鮮やかな赤色で繰り返し良く咲きます。
強健で、極めて強い香りも特徴的です。
2015年5月バルセロナ国際薔薇コンクール
ROSES NOVESでパブリック賞を受賞。
高さは1メートル近くになり、
庭や花壇で女王のような存在感を示します。
広島からもシモーヌ・ヴェイユの
正義と平和の理念を世界に発信して参ります。
シモーヌ・ヴェイユの薔薇の広島での植樹が今から楽しみです。
※ルネサンス・フランセーズ(La Renaissance Française)は
1915年レイモン・ポワンカレ大統領により
設立された機構で、文化の交流を通して平和を築くことを目的としています。
「文化・連帯・フランス語圏」という3つの
キーワードを掲げて対話、交流、分かち合いにより、
設立より100年を過ぎた現在も、フランスの普遍的な価値観を共有し平和な世界を構築すべく、
現在フランス語が普及している約40カ国に代表部が設立され、世界各国で活動しています。