カンボジアに本当に必要なもの~CIESFの取り組み
みなさま、こんにちは。
広島をこよなく愛する
ピンク社長こと多田たえこです。
多くの人の優しさによって、
カンボジアは少しずつ良くなっています。
しかし「カンボジア人に彼ら自身の手で、
国を発展させるだけの力がなく、
またそのための教育を
十分に受けられていない。」ということです。
33年前、
ポルポトという独裁者が
カンボジアを支配し、
カンボジア国内の医者や
教師といった知識層を
ほとんど抹殺してしまいました。
国民の4人に一人が殺されました。
この独裁者の徹底ぶりは
尋常ではなく、
「眼鏡をかけている」だけで
人が殺されたといいます。
この独裁政権の崩壊後、
知識層はほぼ全滅し、
わずかに字が読めた人が
教師になりました。
このような過去の出来事の影響を受け、
現在カンボジアの教師のレベルは、
日本の小学生並だといわれています。
(日本の中学生が平均で約70点~80点の
点数を獲得する標準的な実力試験で、
カンボジアの教師はわずか30点程度しか
獲得できなかったという興味深いデータがあります。)
その土台を作るためには、
まずは教育者を育てる必要があります。
CIESFは、
カンボジアの国を支援する為に
日本の教育者を派遣し
教師を育てるプログラムや
日本語を無料で学べる学校を
支援している団体です。
当社もCIESFをサポートしています。
カンボジアオフィスを訪問しました。
学校も訪問をさせて頂き、
カンボジアの希望溢れる笑顔に迎えられました。
カンボジアは、学校を始めとする建物や
施設は近年多く建てられています。
しかし、そこで行われている教育は
基礎部分が抜け落ち、
基礎のないまま闇雲に
教科書を丸暗記するようなものでした。
しかし、その建物の中の現状は・・・・・・。
先生がいないこともある。
先生の多くは副業のため、
授業を休んでしまう。
コンパスや分度器を使えない。
理科の実験ができない。
こういった現状を抱えたまま、
カンボジアの学校は存在しています。
生徒がしっかりとした教育を受けること、
さらにその教育を施す
先生自身が教育を受けること。
このことが今求められています。
CIESFは
この課題に対し
支援を行う団体として活動しています。
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