【広島】世界が注目する武将茶人★「上田宗箇」ウツクシキ世界展
みなさま、こんにちは。
広島をこよなく愛する
ピンク社長こと
多田たえこです
世界の茶人から注目されている
「上田宗箇 武将茶人の世界展
「ウツクシキ」
桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇」
の展覧会に伺いました。
茶の湯を学ぶことによって
普段の生活が充実してきますし、
一時 ( ひととき ) の静寂、
また静寂の中の楽しさ、
清々しさ、充実感を得ることも出来ます。
静心の充実、
今を一生懸命生きるという
戦国武将の心の在り方は、
今日にも通じるもので、
今を生きる我々にも心の在り方
(精神的な安定、落ち着き、静かな心)は
非常に大切です。
桃山時代の武将茶人上田宗箇は、
桶狭間の戦いの三年後の
永禄六年 (1563) に
尾張の星崎に生まれました。
十歳にして父を失い、
しばらく禅寺に預けられ、
やがて召し出されて丹羽長秀の侍児となり、
二十歳のとき、
織田信澄の首を討って、
天下に勇名をはせました。
長秀没後は、
豊臣秀吉に抜擢されて越前に一万石を領し、
側近の大名として仕え、
小田原の戦いの後には、
秀吉自身の媒酌により、
北政所や浅野長政の室の従妹である
杉原家次の娘を娶ります。
秀吉の側にいて
千利休の茶を学んだ宗箇は、
利休没後は古田織部との親交が深まり、
ともに大徳寺に参禅して、
大徳寺百十一世春屋宗園国師より、
法諱「宗箇 ( そうこ ) 」、
道号「竹隠 ( ちくいん ) 」を授かりました。
宗箇の作庭は、
他にも和歌山城西之丸庭園、
名古屋城二之丸庭園、
広島の縮景園の作庭等があります。
大坂夏の陣では、
徳川家康、秀忠から激賞されました。
生涯一番槍を貫いた
とても勇敢な武将です
この戦いの最中、
急迫する敵を待ち受けながら、
宗箇は平然として小刀を持って
竹藪の竹を切り、茶杓を二本削りました。
これが有名な「敵がくれ」の茶杓です。
生涯6度の合戦に、
常に一番槍として参戦し、
88歳の長寿を全うした
上田宗箇
ものすごく強く
ものすごく運が良かった
武将として
茶人として
一流を極めた
広島が誇れる武将茶人です。
400年後の今に生きる
上田宗箇の世界
今日2月17日(金)NHKにて
午後8:00~8:45放送されます
是非ご覧ください
「上田宗箇 武将茶人の世界展
「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇」
ひろしま美術館
広島県広島市中区基町三―二
二〇一二年二月十一日(土)~三月二十五日(日)
会期中無休
お問い合わせ=℡082―223―2530(ひろしま美術館)
<上田宗箇展・広島 関連事業>
・2月25日(土)広島県民文化センター 入場無料
「へうげもの~武将茶人のダンディズム~」
13:00~15:00
出演:竹内順一(永青文庫館長)
金山一彦(アニメへうげもの 上田宗箇役)
上田宗篁
http://pid.nhk.or.jp/event/PPG0135341/index.html
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