漫画「キセキのヒロシマ~朝陽に映えて~」の近況報告

みなさま、こんにちは。
ピンク社長こと多田多延子です。

今年7月に第1巻を発刊した
漫画「キセキのヒロシマ~朝陽に映えて~」
近況報告です。

現在、広島市立中央図書館を初めとする
全ての広島市の図書館12館、
広島県立図書館、公益財団法人広島平和文化センター
平和記念資料館に寄贈致しました。

又、広島市経済環境局観光政策部を通じて
修学旅行で広島に来られる年間30万人の
小学、中学、高校生への寄贈
を提案し、
希望者に寄贈を推進しています。

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10月下旬には第二巻を発刊予定です。

わたくしたちの活動はまだまだ小さな活動ですが、
一歩一歩愛を込めて推進していきたいと思っています。

漫画「キセキのヒロシマ~朝陽に映えて~」
  出版への想い 

来年、ヒロシマは被爆70年を迎えます。
人類初の原爆投下、被爆を体験した広島の被爆者は
高齢化が進み被爆体験の継承が注目されています。

昭和58年(1983年)からニューヨーク国連本部で、
被爆資料、原爆写真パネルの常設展示は行われていますが、
当時広島の人々が復興に向けてどのように
立ちあがったのかを伝えている記録はほとんどなく、
復興体験の継承は難しい状態です。

わたくしは、被爆を体験した曾祖母、祖父母、両親を持ち
幼少期より被爆者がどのような想いで
復興に立ち向かったのかを身近に見聞きしていました。

壊滅的な被害の中、誰かを恨むことより、
人々が互いに助け合い、希望を持ち続けた
復興都市ヒロシマを戦後70年を機に実話をもとに
復興の記録を漫画で世界中に伝承しようとの想いから
漫画「キセキのヒロシマ~朝陽に映えて~」を企画、
監修し自費出版を致しました。

「はだしのゲン」は、ゲンを通じてヒロシマの
被爆の悲惨さを世界に伝えて参りました。

「キセキのヒロシマは~朝陽に映えて」は
広島の女性達を通じて
「日本人がどのように復興に立ち向かったのか」を
伝えることにより、日本人の精神性の高さや
希望を持ち続ける大切さ、平和の素晴らしさを
伝えることを主眼
に制作致しました。

現在、アベノミクスでは女性の活躍推進を
重要課題として政策を推進しています。
日本の歴史上、最大の危機ともいえる終戦後、
ほとんどの男手を取られた中で、
日本の復興を支えたのは女性たちでした。
女性の活躍は、日本の発展に不可欠な存在だった
歴史も感じ取っていただければと願っています。

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