坂東玉三郎さんから学ぶ★妖艶な美しさ『高野聖』
みなさま、こんにちは。
広島をこよなく愛する
ピンク社長こと
多田たえこです
泉鏡花の代表作である小説
「高野聖」
玉三郎さんの怪しいまでの
石川耕士さんと
坂東玉三郎さんが脚本と
演出を担い、
2008年に歌舞伎座で初演しました。
勧進の旅をする信仰心篤い若い僧と、
魔性と聖性の二面性を持つ
女のやりとりから、
恐ろしくも美しい世界が
描き出されています。
『高野聖』は、
舞台公演の収録ではなく、
シネマ歌舞伎用に新たに
舞台上で撮影しました。
その映像にロケーション素材などを
編集で加え、
映画的手法を凝らしています。
シネマ歌舞伎
初めての方も
是非、お薦めします
【あらすじ】
修行僧の宗朝(そうちょう)は、
飛騨から信濃へ抜ける山道で道に迷い、
日も暮れた頃に孤家(ひとつや)にたどり着きます。
この家に住むのは妖艶で気高い女と、
女が養っている次郎、そして親仁の三人。
一夜の宿を乞う宗朝を、
女は一度拒みますが、
思い直してその願いを聞き届けると、
人が変わったように優しく接し始めます。
女の案内に従い、
宗朝が谷川で体をぬぐっていると、
女が背中を流し始め、
自らも着物を脱いで寄り添ってきます。
宗朝は慌てて女の手を振り払い、
川から上がります。
女の色気に迷い
煩悩の思いが沸き起こる一方、
夜更けに鳥や獣たちが
女のもとに集う只ならぬ様子に
恐れ慄き、
宗朝は一心に経文を唱えて心を静めます…
広島では、
サロンシネマさんで
4/6迄上映中です。
サロンシネマ
広島市中区大手町5-8-20
082-241-1781
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