なぜホノルルと広島は「姉妹都市」なのか?
みなさま、こんにちは。
ピンク社長こと多田たえこです。
先月、ホノルルで開催された
ウーマンズ・リーダーシップ・サミットでも
たくさんの広島出身の
日系アメリカ人2世・3世・4世の皆様と
お目にかかり交流させて頂きました。
くわしくはこちらhttp://ameblo.jp/tsp-tada/entry-11774777691.html
「広島」というだけで、すぐに身近な存在になれます。
2012年ホノルル日本人商工会議所の会頭の
久保田クリスティーンさんも広島つながりです。
昭和34年(1959年)6月15日に
広島とホノルルは姉妹都市になりました。
ハワイは世界中から多くの移民を受け入れた土地で、
ヨーロッパ系、アジア系、ポリネシア系の様々な
民族文化が融合した多文化社会です。
日本からも明治18年(1885年)から27年(1894年)までの
10年間に約3万人の人々がサトウキビ農業などに
従事するため移住しましたが、
その3分の1あまりが広島の出身者でした。
広島市民はとても「チャレンジ精神」旺盛だったようです![]()
ホノルル市は広島市の最初の姉妹都市です。
戦後、米国との人的交流や文化交流が活発になってきたこと、
また、1950年代に米国のアイゼンハワー大統領が提唱した
「People to People Program」、すなわち、世界平和に向けて
各国の市民が直接に交流し、理解し合うため、
アメリカの都市と外国の都市との姉妹提携を奨励する
運動などを背景に、日米間で提携の気運が高まってきました。
人口規模もほぼ匹敵し、ホノルルに広島出身者が多く互いに
親近感が強いことなどから、「両市民の連繋によって・・・相互の
信頼と理解を深め、もって日米両国間の友好親善に資することを
確信」し受諾決議を行ったことによって、提携が成立しました。
提携後、現在まで50年以上継続している
青少年の相互訪問交流をはじめ、観光親善大使を含む
市民使節団や高校生親善使節団の派遣などを通じて
商工会議所同士の提携をきっかけに経済界の活発な交流も行われています。
平成13年(2001年)には、両市の末永い友好のシンボルとして、
広島商工会議所、広島県と共同で世界遺産・宮島の鳥居レプリカを寄贈し、
現在では両市民の絆の深さを示すランドマークとなっています。
平成23年(2011年)8月には、ピーター・カーライル市長が、
ホノルル市長として初めて平和記念式典に参列されました。
さらに、10月には、両市間の経済交流を推進してきた、
広島商工会議所とホノルル日本人商工会議所が姉妹提携30周年を迎え、
ホノルル日本人商工会議所一行が来広され、記念式典が行われました。
平成24年(2012年)6月には、市長をはじめとする
経済交流訪問団がホノルル市を訪問し、両市間の経済交流に関する
意見交換を行いました。
今後も更なる交流の推進が期待されます。
毎年2回同窓会が開催されていています。
両市の絆がますます深く、発展することを祈っています。
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