【ノーベル物理学賞受賞】 松下幸之助スピリットを継承した赤崎教授の名言に学ぶ

みなさま、こんにちは。
ピンク社長こと多田多延子です。

ノーベル物理学賞受賞
日本中が歓喜する嬉しいニュースでしたね。

本日の師弟おふたりの記者会見も
ほほえましく拝見いたしました。

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受賞、ほんとうにおめでとうございます。

特に、名城大学の赤崎教授は
85歳のご高齢でしたので
本当に一日も早い受賞を願っておりました。

赤崎教授が化合物半導体「窒化ガリウム」に
発光の可能性を見いだし、
本格的に研究に乗り出したのは1970年代。
いまから、40年以上も前の事です。

「辞めていく人もいたが、ちっともそういうことは考えなかった。
ただ自分がやりたいことをやってきた」と振り返えられ
まさに、成功の秘訣はやり続けることを具現化された
素晴らしい受賞会見でした。

以前、赤崎教授は1960年に松下幸之助氏が創設された
松下電器東京研究所で研究をされていました。
当時35歳の赤崎教授は、1964年に東京研究所で
一番若い室長として迎えられ
新設の基礎第四研究室で手腕を発揮されました。

松下幸之助氏は全研究員の前で
次のように述べられたそうです。

 「私は、松下電器の業績がよいので、
『利益の一部をさいで研究していたら、
何かそのうち生まれるだろう、それで儲かったら、
もとが取れるだろう』などと毛頭考えておりません。
 ここにこうして研究所をつくる以上、この研究所は
いわゆる松下電器の命である、
そういうつもりで仕事をしていかなくてはならんと思っております。
皆さんも、そのつもりで研究をしていただきたい。
会社に働くすべての人が、その仕事に
命をかけるというべきものをもたずして、
何が生まれるかといえば、何も生まれないと思います。

皆さんが松下電器の社員であり、かつまた研究所員であるからには、
そうあってほしいと、私は心から望みます。
 私は、皆さんも現在まだ全然知らない発見が、
5年なり10年先に、この研究所から生まれることを願っています。
社会のため、国のため、さらに進んで
世界のために研究をして欲しいと思っております」

(1963年6月20日、松下電器東京研究所における講話、『松下幸之助発言集』第30巻)

松下幸之助氏は、研究員に対し、
世界に貢献するような研究を、
命がけで行なって欲しい
と求められたのです。
そして、今回の受賞となりました。

赤崎教授の名言も
「成功の秘訣は、成功するまで
やり続けること」
と語られた
松下幸之助氏の名言と重なりました。

赤崎先生、ますますのご活躍お祈りしています。


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